
あまり売れて欲しくないと思ってしまうくらいの良書。
TOEIC仕様と銘打った文法書は数冊持っていますが、この本ほど何度も
リピートしたものは他にありません。
著者の長本氏はTOEICを知り尽くしています。
そればかりか、受験者の弱点(知識の曖昧な点、やらかしがちなミス)まで
充分過ぎるほど分かっている方です。
実践問題の解説の、「こんなふうに考えてこういう間違いする人、よくいる
んですよね~。」の間違う人に、自分もところどころで仲間入り。この本を
手にする前からコンスタントに700点ほど取れてはいましたが、得るものは
少なくなかったです。特に数量詞(much、someなど)と可算・不可算名詞の
組み合わせの整理(本書P80~90)では、それまでの理解の曖昧さを痛感
しました。
・理解しておくべき文法のポイントと問題を解く際の考え方
・頭に入れておくべき重要語句や鉄則
わずか278ページに、上記のエッセンスがびっしり詰まっています。
650点?いやいや。
分からない単語やイディオムは必ず調べ、さらにその都度辞書を深読みつつ
数回本書を繰り返し頭に叩き込む。使いようによってはもっと上も狙えます。
ただし、これはあくまでTOEIC対策に特化したものです。
一概に言えませんが、英文法を根底から学びたいならあまりお薦めしません。